人形:保坂純子(人形工房)
素材を生かし、動いて面白い可能性を大切にして・・・
photo by 田村実
素材
素材が諸に主張しちゃっては、映像作品として成り立たない。やっぱりそれを生かすには生かすっていうか、
その素材の持っているものは、動かして、それを編集して音を入れて、初めてひとつの完成した人形に、
俳優になると思うんですね。あんまり素材は前に飛び出さない。
アニメーション映画の人形
動くということで自分のデザインになるという余地がないと、アニメーション映画の人形じゃないんじゃないかなっていうのがあるんですね。
だから、すき間がいっぱいある人形、それが映画の人形だろうなと。
そこにアニメーターが入り込める、想像できる余地がある。完成してないというか、きっかけを作る。そういう仕事をしたいなあと。
だから頭を彫る場合でも、動いてどう面白い表現になるかということを考えながら彫る。
魂という言葉は好きじゃないけど、魂を宿す仕事ですよね。
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