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撮影・照明:田村実

黒い猫と明るい背景等との強いコントラストは当初からのねらいです。
が、考慮したとすれば、それは度が過ぎないと言う事でしょうか。
しかし、同時にドラマを生み出す重要な(一番重要なものと言っても良い)要素であるライティングをやる上で、常に意識していなければいけない事は、
ある意味で度を超すと言う事でもあります。

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photo by 篠原義浩

コメント(保坂純子)

田村カメラマンは長年の付き合いで、人形を生き生きと撮ってくれる貴重な存在。人形映画の魅力は素材の主張が作品の中にどう生きるか、テーマをより深く出来るかということだと思うが、照明と撮影を一人で構築することでイメージがより的確に表現されると思う。
空気が感じられてうれしい。

コメント(長崎希)

計画通りにしないアニメーターにとって、どんな場合にも対応して下さる田村さんのカメラワークは無くてはならないものだ。
照明も撮影も田村キャメラマンならぬ田村アニメーターの手で、自由にアニメートされるので、舌足らずの演出もアバウトなアニメーターも大いに楽をさせていただいている。
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